# 074
これ以上ない世界 こんにちは、私は地球から来ました 私は愛と嫌悪の世界からやって来た 逃げる場所が運命のねじれの世界だった 死が生活のための食物である世界だった 与えられる物が聞こえない贈り物である世界だった 私は隔てられた橋の世界からやって来る そして川がちょうど化学薬品が隠された場所から流れる世界だった 私は空が公害の腰掛けだった世界からやって来る そして刑務所はただの解決でしかなかった 寄付が殺人である世界 そして若さは聞こえない声である 私は王と大統領の世界からやって来る 証拠がない事が本当の支配である世界だった 精神の自由 日々が古くなるにつれて冷たい 私はこれ以上ない世界からやって来る
私は金持ちと貧乏人の世界からやって来る 太った人と飢えた人 休日の食事を他人が分けるにつれて子供が飢餓する世界 私は銃やナイフのような玩具がある場所からやって来る それらが子供の心に与えられる それらがあなたにサンタクロースの存在を信じなさいと教えた場所 しかし絶対にあなたにあなた自身を信じなさいとは教えない 私はあなたを自分で愛している 私は秩序の世界からやって来る そして混乱の世界からやって来る 境界を越えるのを一目見るなり発砲をもたらす世界 安全は殺し屋の視界からの暗闇であった世界 私は光を発砲するようになった 私達はただ立ち去ることのみできないのか? 私たちは世界からやって来る 私たちはこれ以上ない世界からやって来る 私は何百万もの行進の世界からやって来る 異なったドラマーへ200の夏のために歌を歌った 不足と大多数の世界 秘密の女性のクラブと会員のみ 年長者が孤独に死ぬ 私は壁が引き裂かれた世界からやって来る 墓が作られた間に 地球温暖化は警告だった その最後の日は近い しかし誰一人として聞こえない 彼らの無知の中で あなたが着ているもののみ 毒があなたの髪を染めた そして大気に穴を開けた オゾン層 私はこれ以上ないプレイヤーになりたくない あなたは得点だけを心配していた 私は世界からやって来る 私はこれ以上ない世界からやって来る |
・ 地球温暖化について 太陽光線は地表の各種物質によって熱エネルギーに変換される。この熱エネルギーは赤外線として地球に向かって放射される。ところが、地球を囲む大気層にある気体(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロンなど)は可視光線を通過するが、赤外線を吸収し、地表に再放射する性質をもつ。この気体の事を‘温室効果ガス’という。このため、地球温度は太陽から地球までの距離から単純に算出される温度に比べて、約33℃も高い平均約15℃に保たれている。この気体の存在により、地表付近の大気が温められることを“温室効果”と呼ぶ。 地球上の温度を決定する要因として温室効果ガスの濃度が重要であり、化石燃料消費に代表される二酸化炭素濃度の増加が現在の地球規模の温暖化問題を招いている。この二酸化炭素の増加は18世紀中ごろの産業革命以後に始まったとされ、昨今その増加は加速されている。しかしながら、放出された二酸化炭素が大気、海洋、生物圏のどこに貯蔵されるかについては明確な結論がなされておらず、とくに生物圏が二酸化炭素の吸収源であるかということについてさまざまなモデルがたてられ、論争されている。 ・ オゾン層について 地上から10〜50`上空の成層圏オゾン層は、地球に降り注ぐ太陽光のうち有害な紫外線の大部分を吸収して地球の生物を保護している。一方、かつて冷蔵庫冷房、洗浄剤、発泡剤などに広く使用されてきたクロロフルオロカーボンが成層圏オゾン層破壊物質の生産および消費の段階的削減が行われている。 オゾン層におけるオゾンの量が1%減少すると、地上に到達する有害紫外線の量は1、5%増加するするとされている。この有害紫外線の増加により、皮膚がんや白内障の増加、免疫抑制などの健康影響が起こる。オゾンの1%の減少により、皮膚ガンの発症が2%増加し、白内障の発症は0,6〜0,8%増加すると報告されている。このほか、動植物の育成阻害などの生態系への影響―例えば、稲や紫外線に対する感受性が高い作物の減収や、水生生物(とくに動植物プランクトン、カニおよびエビの幼生、稚魚のような小さな生物)への悪影響―が懸念されている。 |